第14話

第14話

14話:森の心臓と“外界からの侵食”

森全体が揺れた瞬間、空気が凍りついた。風はないのに木々が震え、地面が低いうなり声をあげる。ミアが精霊の幼体を抱えるように両手をそっと包み込む。「……急いで……このままだと、森が全部……消えちゃう……」ハルイチは周囲を見渡す。先ほど見えた“影...